「今日はサボる」が継続のコツだった件
こんにちは!
今日は「継続できない…」と悩んでいる人に向けて、ちょっとした考え方の転換について書いてみたいと思います。
実は最近、パーソナルジムに通っている知人から、こんな相談がありました。「一度休んだら(所用でキャンセル)もうダメな気がして、、、次の予約が取りづらくなっちゃって、さらに仕事の時間もあったりして、結局やめちゃうんですよね、、、」
はい!これ、すごくよく聞きます。そして、昔の自分も完全にそうでした。
トレーニングに限らず、習慣って本当に続けるのが難しいんですよね。でも、だからこそ僕は声を大にして言いたい。
継続のカギは「完璧主義を捨てること」にある、と。
むしろ、うまく続けている人ほど、いい意味で「サボり上手」です。
この記事では、「サボる=悪」ではなく、「戦略的なサボり=最強の継続術」だということを、科学的視点も交えながらご紹介します!
この記事を書いた人

完璧主義という呪いにかかっていませんか?
突然ですが、こんなこと思ったことありませんか?
- 「一度でも休んだら意味がない」
- 「中途半端にやるくらいなら、最初からやらないほうがマシ」
- 「毎日続けられなかったから、もう今月は諦めよう…」
これ、めちゃくちゃありがちです。でもこの考え方こそが、継続を妨げてしまう「完璧主義の罠」なんです。
真面目な人ほどハマる「0か100か思考」
特に、責任感が強くて真面目な人ほど、「全部やれなきゃ意味がない」という考えに陥りがちです。
でも、ちょっと考えてみてください。
たとえば、風邪をひいた日に10kmランニングできますか?
残業でヘトヘトな日にHIITできますか?
できないですよね。
それって、あなたの意志が弱いんじゃなくて、「人間として普通」なんです。
なぜ完璧主義は継続を妨げるのか?
ここでは、完璧主義がどれだけ「続かない思考」をつくり出してしまうのかを、具体的に見ていきましょう。
1. ハードルが高すぎる
100点を目指すと、「今日完璧にできないから、やめておこう…」という思考になりがちです。
これが積み重なると、結局“ゼロの日”が増えてしまいます。
たとえば…
- 「疲れてるから今日はやめとこう」
- 「時間ないから15分じゃ意味ないし、やめる」
でも15分のトレーニングって、ゼロより圧倒的に価値があります。
2. 挫折に弱い
完璧主義の人って、一度計画が崩れると全部が終わったような気持ちになります。
「もう無理だ…」ってやつです。
これが最悪のパターン。まるでゲームのセーブデータを一度消したら、最初からやり直すような感覚。
でも現実は「昨日できなかった」だけであって、全部がリセットされたわけじゃないんですよね。
3. 楽しめなくなる
本来、トレーニングや習慣って、ある程度「楽しいから続く」もの。
でも、「〜しなければならない」になってしまうと、義務感が強くなりすぎて、だんだん苦痛になってきます。
そうなると、もう継続どころか、向き合うことすら嫌になってしまうのです。
戦略的にサボる4つのルール
ここからが本題です。
「継続したいけど、完璧主義で苦しい…」というあなたのために、今日から使える「戦略的なサボり術」を4つご紹介します。
ルール1:「80点なら大成功」と考える
毎回100点を取ろうとしなくていいんです。むしろ80点でOK!それで大成功です。
たとえばこんなふうに。
- いつもは10種目 → 今日はBIG3だけ
- 1時間トレーニング → 今日は15分だけ
- ジム行けない → 自宅で腕立て10回だけ
これ、全部アリです。
何よりも大切なのは「ゼロにしないこと」。たとえ小さな積み重ねでも、続けること自体が最大の成果なんです。
ジムに行ったあなたの行動が最高の結果なんです!!
ルール2:「2日連続では休まない」
これ、継続の達人たちが口を揃えて言う鉄則です。
Never miss twice(2回続けて休まない)
1日サボるのはOK。でも2日連続で休むと、それが「新しい習慣(=サボる癖)」になってしまいます。
「今日はどうしても無理…」という日でも、
- ランニングシューズを履くだけ
- ジムの前まで行くだけ
- ストレッチだけやって寝る
これでOKです。
ルール3:「積極的に休む」という考え方を持つ
「サボってしまった…」って罪悪感に襲われる人、多いです。
そんな時は、いっそその日を「積極的休養日(アクティブレスト)」と呼んでみましょう。
- ゆったりとウォーキング
- ストレッチやヨガ
- サウナでじんわり発汗
これ全部、立派な「休み方」です。
次に向けて心と体を整える、大事なステップなんですね。
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ルール4:自分を責めず、原因を探る
サボった日って、つい「なんてダメな自分…」って思いがちですよね。
でも、それじゃ何も変わりません。
むしろ冷静に、「なぜ今日はできなかったのか?」と考える方が、次に活かせます。
たとえば…
- 「仕事がハードだった」→ 無理なスケジュールかも?
- 「飲み会で夜できなかった」→ 朝のルーティンに切り替える?
- 「飽きてきた」→ 種目を変えてみよう!
サボりは、改善点のヒントでもあるんです。
まとめ:継続の鍵は“完璧じゃない自分”を受け入れること
最後にもう一度だけ、大事なことをまとめます。
- 60点で大成功。完璧を目指さない
- 2日連続で休まない。それだけは守る
- サボりは“戦略的休養”として取り入れる
- 自分を責めず、理由を探して改善に活かす
続けることって、ほんとうに難しいです。
でもだからこそ、「いい加減」くらいがちょうどいいんです。
おわりに:「今日はサボる」が未来をつくる
「継続できないのは、意志が弱いから」
そんなふうに自分を責める必要は、まったくありません。
大切なのは、ゼロにしない工夫をすること。
そして、失敗を責めるよりも、次に活かすことです。
その「いい加減さ」こそが、あなたを遠くへ連れて行ってくれるはず。
というわけで──
今日は5分、、、10分でもいいから、軽く体を動かしてみませんか?
あるいは、「今日は積極的に休む!」と決めて、リラックスしてもいいかもしれません。
あなたの継続を、心から応援しています。