「心がついてこない」…そんな人にこそ読んでほしい一冊
「筋トレは続いている。食事も意識してる。でもなぜか集中力が保てない…」
「メンタルが不安定な日が多く、モチベーションの波が激しい」
そんな悩み、あなたにもありませんか?
実は今、アスリートだけでなくビジネスパーソンの間でも注目されているのが、“心のコンディショニング”です。
今回ご紹介するのは、サッカー元日本代表キャプテン・長谷部誠選手のベストセラー書籍
『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』(幻冬舎)
ただの自己啓発書とは一線を画す、“一流が実践する習慣”の詰まった一冊です。

なぜ「心を整える」ことが、パフォーマンスに直結するのか?
長谷部選手は、心を「常にニュートラルに保つ」ことの大切さを何度も説いています。
- 勝った日でも浮かれすぎず
- 負けた日でも引きずらず
- 日常の中でも、淡々とやるべきことを続ける
このスタンスがあるからこそ、感情の波に飲まれず、長期的に安定した結果が出せるのだといいます。
これはスポーツだけでなく、私たちの仕事・人間関係・日常習慣にもそのまま当てはまります。
今日から実践できる!「心を整える」ための3つの習慣
『心を整える。』には56の習慣が紹介されていますが、今回はその中から、特に「誰でもすぐに取り入れられる」3つをピックアップしてご紹介します。(*ネタバレあります)

1. 睡眠前の10分間、一人で静かに過ごす
「たとえ1日がどんなにハードでも、寝る前の10分は“心を整える時間”にする」
長谷部選手が実践するこのルーティンは、脳と心のリセットタイム。
スマホやテレビをオフにして、ただ静かに座る、深呼吸する、軽くストレッチする…
何もしない時間が、思考の整理や睡眠の質向上に繋がります。
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2. 部屋を整えれば、心も整う
「部屋が散らかっているとき、心も乱れていることが多い」
身の回りの環境とメンタルは密接につながっています。
まずは「デスクの上を片付ける」「使ったものを元に戻す」など、小さな整理から始めてみましょう。
トレーニングウェアの整頓やギアの準備も、次の行動のスイッチになります。
3. 運やツキに振り回されない考え方を持つ
「運は、努力の上に偶然降ってくるもの」
長谷部選手は、運を“コントロール不能な外部要因”として切り離し、
「自分の行動・努力」にのみフォーカスするマインドを大切にしています。
良い結果が出た日は「何が良かったのか」
うまくいかなかった日は「どこを修正すべきか」
感情に流されず、冷静に振り返る習慣こそが、“安定した成果”と“ブレない自信”に繋がるのです。
書評まとめ|最高のコンディショニングは“心”から始まる
筋肉は鍛えた分だけ目に見えて変化しますが、心の状態は目に見えません。
でも、トレーニングも仕事も人生も、「心が整っているかどうか」で、結果が大きく変わってきます。
『心を整える。』は、忙しい毎日に埋もれがちな「自分との向き合い方」を、実例とともに教えてくれる“心のトレーニング本”です。
こんな方におすすめ
- メンタルの波に振り回されがちな方
- モチベーションが続かず、習慣化が苦手な方
- トレーニングや仕事の「継続力」を高めたい方
- スポーツをする子どもに、よい習慣を身につけてほしい親御さん

選手時代から応援したくなる選手!そのひたむきなプレーにいつも勇気を頂いておりました。選手活動を引退されて現在指導者として新たなるスタートを切っている長谷部さん!その海外での経験とサッカー日本代表での指導も期待しております!!
書籍の詳細はこちらから
📖『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』
著:長谷部誠(幻冬舎)
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この記事を書いた人

Michele(スポーツトレーナー/鍼灸師)
心と体、両面からアスリートのパフォーマンスを支える専門家。
「継続できる習慣づくり」をテーマに、現場での指導と情報発信を続けている。趣味は読書とサウナ。